女性の方で、その男性と恋愛関係になって、体の関係、SEXするようになって・・・
最初の頃は、恋愛関係にあるSEXが気持ちいいと感じていた。
その男性と、以前と同じようにSEXしているのに、
なんか、以前のように気持ちいいとか思えなくて・・・。
女性の方は、男性と「愛のあるSEX」をしたときのことを思い出してみてください。
「愛のあるSEX」をしていたときは、なんだかわからないけど、
SEXしていて、なんか気持ちいいと思いませんでしたか?
でも、それから何か月、何年か経って、
SEXは全然変わっていないのに、全然気持ちよくなかった。
それどころか、痛かったりで、苦痛になって、
どうしてこんなSEXで、以前は気持ちいいと感じたんだろう?
これって、マンネリ?それとも付き合って長いから、男性から手抜きされている?
そんなふうに思ったことありませんか?
実は、ホルモンが関係しているのです。
恋愛感情があるSEXをしていると、女性の体の中(脳など)では、
PEA(フェニルエチルアミン)やドーパミンなどのホルモンが分泌されるようになります。
恋愛ホルモンとも言われているものです。
ドーパミンは、SEXしているときには、
脳を「気持ちいい」と感じさせるようになります。
このドーパミンの分泌に作用しているのが、PEA。
PEAは脳内で分泌され、高揚したり、恋に溺れた状態になる
「軽い麻薬」のようなものです。
そして、PEAの作用でドーパミンがの分泌が誘発されるため、
気持ちいいとか、幸福感を感じます。
ところが、一つの恋愛で、PEAがずっと分泌し続けるということは普通はなく、
恋愛が始まって、早ければ3ケ月、長くても3、4年で
PEAは分泌されなくなるのです。
だから、付き合って3年くらいで、SEXのやり方は全然変わっていなくても、
SEXを、脳が気持ちよくないと思ってしまうこともあるのです。
愛のあるSEXをしているときは、
SEXが気持ちいい、SEXで感じるのではなく、
PEAが「SEXが気持ちいい」と錯覚させているのです。
脳内から分泌されるドーパミンやオキシトシン、セロトニンなど、
幸福ホルモンとか快感ホルモンとか言われていますが、
これを分泌しやすくすると、「気持ちいい」という状態が続くようになります。
では、快感ホルモンを分泌しやすくするためにはどうしたらいいか?
SEXでは、一般的に、男性は視覚聴覚の強い刺激、動画や光など
興奮するものを取り入れる傾向がありますが、
女性にはかえって、逆効果であることも。
一般的には、女性は、目障りや耳障りにならない程度の視覚聴覚に、
心地よく触覚嗅覚として入るものを取り入れる。
リラックスした環境でのスキンシップ、マッサージ。
これにまず1時間程度の時間をかける。
男性と女性は、その時間のずれが生じるので、
ある程度長い時間をかけるほうがいいのです。