SEXの話になると、決まって出てくるのが、

「愛のあるSEX」、「愛を感じるSEX」ということば。

愛している人としかSEXできない

付き合って、愛するようになって、

この人とだったら、SEXしてもいいかな

という相手とじゃないとSEXできない

と考えている方、いらっしゃると思います。

SEX、特に気持ちいいSEXをするために

「愛」はとても重要です。

でも、愛さえあれば、気持ちいいSEXができる、

ということとはまったく別です。

愛が先か、SEXが先か?

そういう議論をする方もいらっしゃるでしょう。

ぼくは、どっちでもいいと思います。

愛の有無以前に、気持ちいいSEXができているかどうかが

大切になると思います。

たとえば、

「合コンで初めて会った相手とSEXした。すごく気持ちよかった」

という場合、それがお互い、合意の上なら何の問題もありません。

「気持ちよかった」という良い結果が、

新しい愛の引き金になる可能性もあります。

気持ちいいSEXは、生きるエネルギーを与えてくれるので、

あらゆる面でポジティブに作用します。

ではもう1つ、たとえば

「愛する人とはじめてSEXした。でも、ぜんぜん気持ち良くなかった」

この事態に直面した時、多くの人が困惑します。

そして原因を探そうとします。

「もしかして、私は愛しているけど、相手は私のことそんなに愛していない?」

「二人の愛がまだ足りないから?」

と愛の不足のせいにしようとすることもあるでしょう。

これが大間違い。

愛は大切ですが、愛を過信してはいけないんです。

愛という、目に見えないものに振り回されないためにも

「気持ちいいSEX」という単純で明快な結果を

そのお付き合いの入り口にしてもいいと思います。

SEXが気持ち良ければ、その先が見えてくることもあるでしょう。

たとえ、SEXするまでは愛がなくても、

SEXした結果、愛が生まれるということだってあるわけです。

もし、これを読んでいる男性で、今お付き合いしている女性がいないのでしたら、

お付き合いする女性を、まず見つけようとすることよりも

女性のためを思い、「男性がこんなSEXをしてもらえたらいい」と

女性が思うSEXについて、学んで、自分でこんな感じでやってみようと、

頭の中で描いたり、ロールプレイしたほうがいいと思います。

男性がそういう気持ちになっていけば、自然と女性を引き寄せるものです。