男性のSEXの目的というと、「男性って、射精するのが目的でSEXするんでしょ?」と思う方もいらっしゃると思います。男性の射精って、すごくエナジー(エネルギー)を使うのです。それは、SEXの挿入での射精、あるいはフェラチオ、手こき、オナニーでもです。あえて言うまでもないと思いますが、精子を含んだ精液をペニスから放出する、そのときの精液の出方、飛び方を見ればわかると思いますが、「発射」しているのですから、エナジーが必要なわけです。ところが、これを「発射」しなければ、そのエナジーは放出しなくて済むわけです。よく、男性が射精したあと、すべてのエナジーを出し切ったかのように、ぐたーっとしていることがあると思います。そこで、エナジーを放出し、性欲(SEX欲)までも一度リセットされてしまうわけです。
では、女性はどうでしょうか?「女性だって、潮吹きすれば、エナジー放出でしょ」ちょっと待ってください。男性の射精は、男性のオーガズム、女性のオーガズムは?ほとんどの女性は、オーガズムは潮吹きではないですね。そして、女性のオーガズムで放出するものはありません。だから、女性は何回でも、オーガズム状態になれるのです。
では、男性が射精しなかったら、そのエナジーはどうなるのか?おしっこを止めるのと同じように、射精寸前で、射精を止めることができます。しかし、実際には、射精でのオーガズム、満足感を得たいがために、普通、男性は射精を止めるということはしません。しかし、射精寸前で、その射精を止めると、実はそのエナジーは、自分の体の中を通って、頭のほうへ行くと考えられています。自分の体の中で移動していくのです。そして、SEXで女性と触れ合っていますから、そのエナジーが女性とも交流していくのです。でも、射精しないと、男性はオーガズムを得られないと思いますよね。この射精しないSEXを続けていると、女性のオーガズムに同調して、男性は「脳内オーガズム」の状態になっていくのです。つまり射精しなくても、オーガズム状態になっていくのです。タントラSEXや、ポリネシアンSEXでは、女性と男性の性エナジーを交流させることで、より深いオーガズムを得られるとしています。ところが、男性・女性のどちらかの性エナジーーが放出されてしまっている、あるいは性エナジーが発生していないと、エナジー交流さえもできないこととなってしまうのです。だから、射精しないSEXが大事なわけです。
射精しないSEXをやってみてください。男性ばかりでなく、相手の女性も変わっていくはずです。