現代は、女性も男性も仕事をしている方が多く、パートナーシップもさまざまです。
毎日毎日、ハードワークであったり、仕事のストレスをかかえたまま、
という状態であったり。
疲れて、その直後とかだと、
もし、パートナーからSEXを誘ったとしても、
「疲れているから・・・」と拒否されることもあると思います。
男性の場合は、仕事で疲れていて、勃起しないかもしれないと。
ある意味「SEX=疲れるもの」という考えがあります。
射精を伴うSEXでは、勃起~ピストン運動~射精と
SEXは、激しい運動のように、ものすごくエナジーを消費する
と思ってしまっているからということもあります。
だから「SEX=疲れるもの」というマイナスのが概念にもなっています。
しかし、本当にSEXは疲れるものですか?
疲れないもの、楽しいもの・・・という考えをも持つことができれば。
タントラSEXやポリネシアンSEXのようなスローSEXでは、
SEXは、男性も女性も、エナジー交換、精神的なつながり、幸福感を
感じるものとされています。
まず、男性の射精を目的としないSEX、
射精しないから男性は逝かないのかというと
実は、男性にも脳で逝く、マルチプルオーガズムというのがあるのです。
わかりやすいのは、男性には「夢精」という現象があります。
これは、眠っている間に、たとえば性的な夢を見て、脳が反応してしまい、
オーガズムに達した結果、脳が「射精する」という指令を出した結果とも
考えられています。
タントラSEX、ポリネシアンSEXは、
マルチプルオーガズムが深く関与していると考えられています。
男女が見つめ合い、愛撫し合う、
それによって、「気」の流れを感じ合う=エナジーの交換を行い、脳を満足させる。
心が満たされ、幸福感を感じる。
だから、男性は勃起しなくてもいい、挿入しなくてもいい、
射精しなくてもいい ということなんです。
実は、私の友人、山田鷹夫さんは、
「無射精、無勃起、無挿入があなたのSEXを進化させる」と
10年以上前に、その著書で書いているのです。
当時、全然売れなかったと言っていますが(笑)。
SEXは、勃起しなければいけない、挿入しなければいけない、射精しなければいけない
という概念を取っ払いましょう。
射精しなくてもいいんだ、挿入しなくてもいいんだ、勃起しなくてもいいんだ
と考えられれば、もっと気持ちが楽になると思います。
私はどうかといえば、
私は、射精しない、挿入しても動かないというSEXです。
実は、(男性が)動かないSEXは、
かえって女性のほうが気持ちよくなれるようです。
女性の快感・膣オーガズムはエンドレスですし、
男性の1度の射精がなくても、その間に、女性が数回、十数回
オーガズムに達するSEX、
このほうが、女性はより満足し、幸福感に満たされるようです。
そして、このようなSEXをすることで、
男性も疲れない、精神的な満足感、幸福感を得られるのでしたら、
このほうがいいと思えるのではないでしょうか。